うつ病・パニック障害の専業主婦が考えていること

病歴10年以上の専業主婦が、もがきながらなんとか病気と向き合っている日々を、気が向いたときになんとなく書いているブログ

 

認められてると思えた日を思い出した

道を歩いていると、すれ違う人がみんな私を見ている。

すれ違う車の中の人も私を見ている。

そして、『平日のこんな時間になんでこんなところ歩いてるんだ?』って思ってる。

コンビニや他のお店に行くと、店員さんも他のお客さんも同じ。

とにかくみんな私を意識している。

そんなわけないっていうのも、もちろんわかってる。

でも、みんな私を見て、私のことを悪く思ってる。

こんなふうに感じ始めたのは、三つ目の仕事がしんどくなって辞めて、何もしなくなってから。

外にいる人みんなが私を悪く思ってるんだから、外なんて出たくなくなる。

しばらく家にこもって久しぶりに外に出るときは、

『またみんなが私を意識してきても、私は気にしない!』

って思いっきり気にしてるから、余計しんどい。

悪循環。

仕事してないし、結婚して主婦として頑張ってるわけでもない。

なのに、平日の昼間にコンビニやスーパー。

たまに、

『私は美容師なの。だから火曜日は定休日なの。だからコンビニ来てるの』

なんて言い聞かせてみたり。

『私、結婚してて、旦那さんの夜ご飯の材料買いに来てるんだよね』

なんて若奥様風(どんな?)を装ったり。

とにかく、宙ぶらりんな立場っていうか、

どこにも属していない後ろめたさっていうか、

色んなことをひっくるめて自分が情けないって気持ちでいっぱい。

そんな私でも、『今日は後ろめたさを感じないで堂々と外を歩けてる』って気付いた日があった。

選挙。

こんな私でも選挙権が与えられている。

社会の中で存在を認められている。

なんて思えた。

政治は全く詳しくないし、仕組みもわからないけど、

なんかすごくうれしくて、絶対に投票に行くぞって思って、

私なりにニュース見てみたりした。

そんなこと思い出したりした。

働けなくて、家にいることで精一杯って、ほんと心もとない。

『働かざるもの食うべからず』とかかなりグサリとくる。


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