うつ病・パニック障害の専業主婦が考えていること

病歴10年以上の専業主婦が、もがきながらなんとか病気と向き合っている日々を、気が向いたときになんとなく書いているブログ

 

『目を背ける』とはそれがそこにあると『意識すること』

最近辛いことがあった。

ブログに書こうと思っても、書くということはそれとじっくり向かい合わないといけないということで。

それがしんどくてまだ書けずにいる。

 

 

メンクリの診察の時に主治医に、

『そのことを考えそうになったら、脳が反射的に目を背けるんです。』

って話したら褒められた。

 

人間の防御本能なんだって。

 

 

主治医には、

『そのまま目を背け続けて下さい。

今はまだ「それ」を受け止められるまでには心が回復していません。

 

「それ」から目を背けて、見ないようにして下さい。

考えないようにして下さい。

 

例えば「虫歯」。

痛む時はその痛みを意識してしまって他のことを考えられなくなる。

そういう時は治療をして、治療期間中に歯が痛かったら痛み止めを飲む。

そうしたら治療期間中でも、普段の生活を送れるようになる。

 

今は頓服をうまく使ってやり過ごして。』

って言われた。

 

 

その通りなんだと思う。

 

 

ここでごちゃごちゃ考えるのをやめとけばいいのにさぁ、

『目を背ける』ってどういうこと?なんて思っちゃって。

 

きたよこれ。

まためんどくさい性格がむくむくっと。

 

 

だってさ、

 

『目を背ける』ってことは『目を背けたい対象がある』からこそすることで、

 

それって、

 

『目を背けたい対象』をちゃんと認識してないと、『目を背ける』という行為が成立しないわけで…

 

『目を背けたい対象』をちゃんと認識するのは辛いわけで…

 

 

なんだこれ?

うまく言葉にできないぞ?

 

 

『考えないようにして下さい』もまた『目を背ける』と同じで、

 

「それ」があることをちゃんと認識してないとできないんじゃないの?

 

 

でもそもそも認識したくないんだし…

 

 

じゃあどうしたらいいの?

 

ん?なにこれ?

 

 

ってことを主治医の前でごちゃごちゃつぶやいてたら、

 

『うん、時間が解決するので頓服飲んでやり過ごしましょう!(笑顔)』

 

って強制的にまとめられた。

 

 

はい、やり過ごします。

 

『やり過ごす』が1番しっくりした。

1番ストンときた。

 

 

「それ」があることは消せない事実だから、

「それ」にまつわる色んなごちゃごちゃしたことをぐちゃぐちゃに丸めて箱に押し込んで、

頭の中の隅っこの方に追いやればいい。

 

 

あー、ズボッとハマったんだな。

 

答えがあるのかないのかわかんないことに。

 

答えがわかってもわかんなくても特に困らないことに。

 

てゆうかむしろ考えない方が楽だってね。

 

 

たまにあるんだなぁ、こういうこと。

 

 

ごちゃごちゃと小さなことを考えちゃった。

 

めんどくさい性格。

 

でも主治医にうまくまとめてもらえたからいいんだ。

 

しばらくやり過ごそう。

 

時間薬。