うつ病・パニック障害の専業主婦が考えていること

病歴10年以上の専業主婦が、もがきながらなんとか病気と向き合っている日々を、気が向いたときになんとなく書いているブログ

 

頭の中で映画の早送り

昨日、愛犬ちゃんが怪我をして、肉球を2針縫うことになった。

怪我といっても実は動物病院側のミスなんだけど。。

でも、すぐにきちんと治療してくれたし、誠意のこもった対応をしてくれたし、

もうそれはしょうがないんだけど。

愛犬ちゃん、今4歳なんだけど、大きな病気とか怪我をしたことがなくて、避妊手術以外で麻酔して治療とかなくて、

私、自分でも気付かないうちにすごくまいってたみたい。

動物病院では、一緒に行ってた彼氏さんの方が額に汗して、

はやけに冷静に愛犬ちゃんを励ましたり、謝ってくれるお医者さんや看護師さんを逆に励ましたりしてて。

でも、車に乗って帰る途中くらいから急に泣きそうになった。

愛犬ちゃん、ほんとに痛かったし恐かっただろうな。

ブルブル震えてるの見たら、心がきゅーってなった。

お医者さんも看護師さんも『申し訳ない』って気持ちで心が痛んだだろうな。

彼氏さんも私もほんとびっくりした。いきなり麻酔して縫うだなんて。

あの場にいた誰の気持ちを考えても、マイナスな感情だらけ。

誰に怒りや憤りや悲しみをぶつけるわけにもいかない状況で。

そういうのをみんなひっくるめた『泣きそう』だった。

でも一番恐かったのは愛犬ちゃんだし、このあと様子を見たり、薬飲ませたり、色々やってあげることになるんだからしっかりしよう。

そんなこと考えたら、涙も引っ込んだ。

肝っ玉母ちゃんになるんだ!

なんて考えたりしてた。

家に着いたら、愛犬ちゃん、走り回って、ご飯もバクバク食べて、立派なう○ちもした。。。

元気じゃん!

良かったぁ。。。

でも気は抜けない。

注意して様子見てよう。

こんなかんじで夜になった。

愛犬ちゃん、爆睡。

彼氏さん、爆睡。

私、目冴えて寝れず。。。

とりあえず横になって目つぶってみる。

今日のことが頭の中に浮かんでくる。

その時の気持ちも思い出す。

いや、考えるのはやめて、とりあえず寝よう。

寝返り。

愛犬ちゃんが目に入る。

今日は2針縫うだけですんだけど、この先何が起きるかわかんないし、

いずれ愛犬ちゃんも旅立つんだよなぁ。。。

いや、もう寝よう。

夜中3時。

そういえば数年前に実家で飼ってたインコが旅立ったときもすごく悲しかったなぁ。

一番可愛がってた母も私たちの前ではできるだけ我慢してたけど、お風呂からあがってきたとき目が真っ赤だった。。。

あぁ、あの時ほんと悲しかった。。

あぁ、泣きそう。。。

いやいや、もう寝る!!!

愛犬ちゃんが旅立ったら私どうなるんだろう。。。

あんな風に泣いて泣いて。。。

気付けば私、涙がボロボロ。。。ボロボロボロボロ。。。

頭の中で、

今日起こったこと、過去に起こったこと、まだ起こってもいないこと、

悲しい映像が次々に浮かんできて、まるで悲しい映画を早送りで次から次へと見てるみたい。

ハッと我に返って、これはマイナス思考まっしぐらだと気付いた。

こういうふうに思考がぐるぐる止まらなくなったら、

一度目を開けて、起き上がって、立ち上がって、コップで水でも飲んでみて。

って主治医に言われたこと思い出した。

とにかく一度体を動かしてみる。

思考を中断させる。

よし!と思って、マイナス映画に停止ボタンを押してキッチンに。

甘めに作ったホットミルク。

頓服の薬。

スマホでニュースかなんか見る。

はぁ。落ち着いてきた。。。

布団に入って本でも読もう。

それでまたマイナス映画が上映されたら、あきらめてテレビでも見よう。

なんて考えてたら、気付けば眠りに落ちてた。

たぶん4時過ぎ。

そんな1日だった。

私も疲れたけど、愛犬ちゃんが一番恐かったよね。

よく頑張ったね。

えらい。


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