うつ病・パニック障害の専業主婦が考えていること

病歴10年以上の専業主婦が、もがきながらなんとか病気と向き合っている日々を、気が向いたときになんとなく書いているブログ

 

ピンクのポーチ

財布にスマホ、そして小さなポーチが一つ。

これが私のお出掛け3点セット。

最低でもこれさえあれば、あとはなんとかなる。

横幅6~7㎝くらい、薄いピンクの小さなポーチには、

胃腸薬、痛み止めの薬、神社のお守り、そして頓服の安定剤。

明日、このポーチを持って挑む場所は、

和食料理のお店。

全席個室で、落ち着いた雰囲気。

豚しゃぶのコース。

6人で予約。

とうとうやってきた『両家顔合わせ』の日。。。

あぁ、緊張する。。。

両家の親との最後の調整も終わり、あとは明日が来るのを待つだけ。

あぁぁぁ、緊張。。。

一生に一度の『両家顔合わせに挑む日』並みに、

外出の時はいつも緊張して不安になる。

病院に行くときもそう。

家を出るまで、胃のあたりがぞわぞわざわざわして落ち着かない。

どうしようもなくなる前に頓服を飲むことも多い。

外出先で気持ちが悪くなることもしょっちゅう。

心臓がばくばく、変な汗がだらだら、手が震える。

そんな時、

バッグの中からピンクのポーチを探して頓服を取り出し、

口の中に放り込む。

『早く効いて、早く!』って願ったり、

『もう大丈夫、頓服飲んだから大丈夫』って自分に言い聞かせたり。

薬が効き始めたら、

『どうしよう、どうしよう』でいっぱいだった頭の中が、

だんだん落ち着いてくる。

明日はこの頓服のお世話になるな。

ほんと、神社のお守りと同じ。

私にとっては大事な大事なお守り。

我慢しないで上手に頼ろう。

家で、ぞわぞわざわざわに押しつぶされる前に飲む。

お店で調子が悪くなりそうになったら、すぐにポーチ。

大丈夫、大丈夫。

6人みんな緊張してることがわかったもん。

なんとかなる。

3点セット、忘れずに。

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