うつ病・パニック障害の専業主婦が考えていること

病歴10年以上の専業主婦が、もがきながらなんとか病気と向き合っている日々を、気が向いたときになんとなく書いているブログ

 

『気持ちわかる』が腹立つ

彼氏さんに、ちょっと焦っちゃうような出来事が起こって。

詳しくは書けないけど、

『えっ?一体何なの?これからどうなるの?』

みたいな、慌てちゃうような。

その時に、

『○○(私の名前)のパニックになったときの気持ち、わかるわ。

こんな感じなんだね』

って言ったの。

その時、私、

『えっ?何それ』

って思って。

確かに、その時の彼氏さんの状況はパニックになるようなものだったけど。

人によって感じ方はそれぞれだけど。

彼氏さんがどのくらいの『パニック』を感じたかは私にはわからないけど。

でもね、その出来事が起こったその場にいたからさ。

病気としてのパニック症状って、そんなんじゃないんだよ。

そんなもんじゃないの。

手がぶるぶる震えて、

頭の中が『どうしようどうしよう』でいっぱいで、

変な汗が出てきて。

んー、言葉で表すと陳腐だけど、

とにかく彼氏さんの言ってる『パニック』と、私が襲われる『パニック』は、

深さが違うっていうか種類が違うっていうか。

彼氏さんが陥った状況は、確かに焦ってもしょうがないものだったけど、

私にパニック症状が出る状況は、健康な人ならごくごく普通に乗り越えられるもので。

それがまた悔しくて。

『なんでこんなことでパニックになるの?!』って。

この病気になったことのない人が、何かちょっと憂うつなことがあったときに、

『いやぁ、うつになるわ』

とか言ってるのもちょっとイヤ。

そんなことにいちいち敏感に反応してたらきりがないから流すようにしてるけど、

やっぱりイヤ。

そんなもんじゃないの。

わかるはずがない。

わかってたまるか。

なんて思っちゃう。

今回の彼氏さんの発言は、

彼氏さんだったからこそ、余計心に引っ掛かったんだと思う。

身近で私がどれだけ苦労してるか見てるのに、

その言葉を発するのが、どれだけ私の心を揺さぶるのか想像できなかったんだ、って。

やっぱり、この病気になったことのない人にはわからないんだな。

それはもう基本として心に刻もうって決めてたのに。

『病気になったことのない人には理解できない』

って、自分を守るために必要な考え方。

今回みたいに動揺しないために持っておくお守り。

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