うつ病・パニック障害の専業主婦が考えていること

病歴10年以上の専業主婦が、もがきながらなんとか病気と向き合っている日々を、気が向いたときになんとなく書いているブログ

 

病気は『私の一部分』

私にとって病気って、

一つの『アイデンティティー』っていうか、

『個性』っていうか、

『私の一部分』になってしまっている。

そういう考え方とか病気のとらえ方って、悪いことではない、と思いたい。

病気をまるまる否定するって、

イコール、今の私を全否定するってことになってしまうもん。

でも、もう一つの思いもある。

病気が『私そのもの』になってしまうんじゃないかな、って。

それはあまり良くないと思う。

病気は『私の一部分』。

病気が『私そのもの』。

この二つには大きな違いがあると思う。

病気になって、仕事も辞めて、家にひきこもって、社会との関わりがなくなった。

自分が何かに所属しているって実感できないのは、

自分の存在がふわふわしてて、不安になる。

社会から切り離されてるかんじ。

自分一人だけ取り残されてるかんじ。

だから、『病気』に所属していると勘違いしがち、っていうか。

うまく言えないけど。

もちろん治りたい。

元気になりたい。

でも、長い間病気を患って、社会から離れて暮らして、

社会との間に高くて分厚い壁がある生活をしていると、

社会が怖くなる。

病気じゃなくなったら、何もない丸裸の自分で勝負しなきゃならない。

これって、病気が『私そのもの』になってるってことかなって思うの。

『私そのもの』の病気が治ったら、

私から病気を引いたら、

一体何が残るのかなって。

これって良くないよなぁ。

私の中に、こういう気持ちが少なからずあるって自覚することって、大切だよね。

私の病気は、考え方とか物事の捉え方がすごく関係してる。

私の中のどういう考え方が病気になりやすいかを見極めて、

どういう考え方をしたら病気になりにくいのかを知って、

それを自分のものにしていくために何度も練習していく。

そしたら、新しい自分が出来上がっていく。

『今までの自分』の中から『良くない考え方』を引いて、

『新しい考え方』をプラスして『パワーアップした自分』を作っていく。

そんな自分になれたらいいな。

そんな自分なら、少しは社会が怖くなくなるかな。

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