うつ病・パニック障害の専業主婦が考えていること

病歴10年以上の専業主婦が、もがきながらなんとか病気と向き合っている日々を、気が向いたときになんとなく書いているブログ

 

私とトラウマ

見て見ぬふりをする時期がある。

言葉にしたくてたまらない時期もある。

基本的には見て見ぬふり。

そして急にぶわぁっと吐き出したくなる。

見たくないのに見てしまっている自分に気付くときもすごく多い。

そんなときはけっこう辛い。

頭の中が、当時にタイムスリップしてる。

目を開けているのに、目に映るのは当時の光景。

感じているのは、当時のしんどさ。

それに気付いたらすぐに、何か一つアクションを入れるようにしてる。

立ち上がる、何か飲む、一服する。

そして、

『私は今、この街に住んでいて、彼氏さんと愛犬ちゃんと生きている』

これを確認する。

カウンセリングに通っていたとき、

話した方がいいのはこのことだ、とわかっていても、

全然別の話をしていることが多かった。

でも、何かのひょうしに『ぶわぁっと』がやってくる。

その時は止まらない。

『こんな辛いことがあった』

『こんなに大変だった』

が、次から次へと出てきて、

結局何が言いたかったかわからなくなる。

それはそれでいい。

あるとき、カウンセラーの先生に、

『今、ここに通い始めて、初めて良かったことを話してくれたね』

と言われたことがある。

『こんなに辛かったけど、こんな良いこともあった』

と話していたらしい。

自分では気付かなかったけど。

それは通い始めてから4年くらいは経っていたと思う。

そっか、それまで一回も良かったことは話してなかったんだ。

無理に向かい合って見つめなおそうとしても、

新しい発見はなかなか出ない。

トラウマを吐き出すのは、私のタイミングでいいんだね。

焦らないで待っていたら、

ベストなタイミングで何かを吐き出すことができる。

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