うつ病・パニック障害の専業主婦が考えていること

病歴10年以上の専業主婦が、もがきながらなんとか病気と向き合っている日々を、気が向いたときになんとなく書いているブログ

 

躁状態の突っ走り旅行~その4『卵の余談』

4つの卵のうちの俳優の卵。

この卵とカフェに行って、恋人同士の設定でご飯食べたときのこと。

店員さんに頼んで、写真を撮ってもらうことにした。

もちろん恋人同士のデートっていう設定で。

私は不自然に笑顔作ったまんまフリーズしてシャッターが押されるのを待ってた。

でも俳優の卵は、さすが俳優の卵。

ごくごく自然に小道具にコーヒーカップ持ったりして、普通にしゃべったりしてて、カメラに撮られ慣れてる。

感心しちゃった。

そんなことしながらおしゃべりしてた。

俳優の卵は、北海道出身。

東京に来るまでは普通の会社勤めしてたんだって。

でもある日いきなり大きな病気だってことがわかった。

病院のベッドで、今までの人生振り返って、これから先の人生考えて、やっぱりずっとやりたかった俳優を目指すことにしたんだって。

後悔したくないから。

だから、まだ卵だけど、やりたかったことがやれてすごく楽しいんだって。

色んな人がいるんだな。

色んな人生があるんだな。

私が知ってる世界ってやっぱりすごくすごく、

すごーく小さいんだ。

月並みな言葉だけど、みんな色んなこと抱えながら生きてるんだなって、しみじみ思った。

ふとした縁で知り合った4つの卵に、すごく感謝。

会わせてくれた縁にすごく感謝。


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