うつ病・パニック障害の専業主婦が考えていること

病歴10年以上の専業主婦が、もがきながらなんとか病気と向き合っている日々を、気が向いたときになんとなく書いているブログ

 

父からのぐさり

父はお酒が大好き。

というよりも、ほぼ中毒。

飲まない日はない。

最近はめっきりうちで飲むけど、私が子どものころは外で飲んでくることも多かった。

幸いなのは、暴力はふるわないこと。

でも、家にいるときの父はたいてい酔っぱらってるから、酔っぱらってない父の方が違和感。

くらい飲む。

あれは確か、私が中学生のとき。

徐々に反抗期が始まってきたころだと思う。

いつものように父が酔っぱらって帰ってきた。

家の中の電気が消えていたから、母と姉はもう寝ていたのかな。

その時の状況はあまり覚えていないんだけど。

何かの理由でリビングに入ると、酔っぱらった父が座り込んでぐだぐだしてた。

私はそんな父の横を無言で素通りして、洗面所に向かった。

顔を洗うか手を洗うか、だったと思う。

そんな私に父がリビングから何か声を掛けた。

『どうした?』とか『何か用があったのか?』とか、どうして起きてきたのかを尋ねる言葉だったように思う。

酔っぱらっている父が好きではない私は無視をした。

父は少し怒って、

『なんで返事しないんだ』

と言った。

それでも私は無視。

『なんとか言え』

無視。

ひたすら無視した。

だって酔っぱらってる父は好きじゃないから。

それプラス、反抗期が始まっていたから余計父親って存在がうるさかったんだね。

何回か私に言葉を掛ける父をずっと無視していた。

そして、その言葉が私に突き刺さってきた。

『2人目は男の子が欲しかったなぁ』

なぜいきなりそんな言葉が出てきたのかは覚えていない。

記憶がない。

酔っぱらってる父は絶対に覚えていない。

でも私は今でも覚えている。

その言葉を聞いたときの怒り、絶望、悲しみ、寂しさ。

うちは2人姉妹。

ずっとそうなんじゃないかと思っていた。

父は野球が好きで、私たちが小さい時は社会人野球もやっていたらしい。

『きっと子どもとキャッチボールする夢とかあったんだろうな』

なんて子どもながらに思っていた。

子どもって、そのくらい親からの愛情を欲しがっているし、それに敏感なんだろうね。

この一件以来、もっと敏感になってしまった。

姉への態度と私への態度を比べるようになった。

そして敏感に感じ取る。

しかも悪い方に敏感。

何かアンテナに引っかかるような出来事や態度や言葉や空気があると、

『あぁ、やっぱりお姉ちゃんの方が好きなんだ』

って思うようになった。

姉はもとから父親っ子。

私は母親っ子。

それに拍車がかかった。

大人になってもそれは続いている。

今でも姉は父になついているし、私は苦手意識がある。

色んなことを煎じ詰めれば、私の病気の根源の根源のそのまた根源くらいには、

この父からのぐさりときた言葉が関係してる気がする。

この言葉から私を解放してあげたい。。。

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