申し訳なさとの戦い
『できないこと探しの名人』は、常に『申し訳なさ』が頭の中にこびり付いてる。
なんにもできない。
茶碗も洗えないし、ご飯も作れないし、スーパーで買い物も怖い。
ゴミ捨てもしんどいし、洗濯もできなかったり、電話に出るのもしんどい。
お風呂もはいれないし、ちょっとの外出も怖いし、病院すら行けないときもある。
できないことだらけで、できないことばりが目について、あっという間に『できないこと探しの名人』。
できないことが多すぎて、近くにいる人(家族やパートナーや友達)に迷惑や負担をかけてしまう。
そして、自己嫌悪。
情けない。
申し訳ない。
『何もできないでいる』のは、
『常に申し訳ないと思っている』、
ということとイコールだ。
と言ってもいいくらい。
このくらい『申し訳ない』って思って自分を責めながら生きていることを、
近くにいる人には少しでもわかってもらいたい。
ただ、『申し訳ないってすごく思うこと』も病気の症状だ、ということはわかっていた方が自分が楽かも。
『自責の念』って言うんだって。
自分をすごく責めてしまうこと。
あと、『自分ってほんとなんにもできないって凹むこと』も病気の症状だ、ということもわかっていると楽なのかも。
『低い自己評価』って言うんだって。
『申し訳ないって自分をすごく責めて』、
『自分ってほんとなんにもできないって凹む』っていういつものパターンは、
まさに病気の症状でもあるらしい。
でもこのいつものパターンの真っ只中にいるときは、そんなことなかなか気付けない。
『なんにもできてない…。ごめんね。情けないなぁ…』って凹んでるとき、
『このすごい凹みは病気の症状がさせてるんだから、ここまで凹まなくても、ちょっとの凹みでいいのかも』
って思えたら、少しは楽になれるかなぁ。