うつ病・パニック障害の専業主婦が考えていること

病歴10年以上の専業主婦が、もがきながらなんとか病気と向き合っている日々を、気が向いたときになんとなく書いているブログ

 

眠りにつくまでがイヤ

寝る前はスマホをいじるなってよく聞くよね。

私もそう思う。

ゲームやったりなんだりでいじくってたら、30分とか1時間とかあっという間だし。

頭も冴えちゃうよね。

 

健康な人でもそうなんだから、寝るために安定剤飲んでる私なんて、ほんとスマホは良くない。

わかってるよ。

 

でもさ、スマホ止めて眠りに落ちるまでの時間がすごくイヤなの。

 

気付いたら過去の色んなことを思い出してる。

特に辛かったこと。

すごく鮮明に。

その辛かったことをもう一度経験してるかのように。

 

で、もっともっと頭が冴えちゃって寝れなくなってるの。

 

 

この話を主治医にしたら、

『寝る前に楽しかったことを思い出せるようにしてみたら?』

って。

 

 

旅行に行ったときの写真をプリントアウトしてアルバムにまとめて布団の中で眺めるとか。

 

好きなアーティストのライブで聴いた曲を集中して聴くとか。

 

 

んー、効き目あるかなぁ。。。

 

でも、試してみる価値はあるよね。

探せば他にも楽しかったことを思い出せるきっかけになるものがあるかもしれない。

 

最初からスマホを全くいじくらない自信はあまりない。。。

理想はスマホいじくりながら気付いたら寝てた、ってゆうのなんだよな。

過去の辛かったことが頭の中をぐるぐるしたときに試してみよ。

 

 

 

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天気が良くても

久しぶりの更新。

今日は天気いいなぁ。

暑くもなく、寒くもなく。

風は強いけど、家の中なら『洗濯物乾く!』的なね。

外に出れる人はもっと気持ちいいんだろうな。

コンビニくらい行きたいけどさ、

あんな距離でも人目が怖かったり、気持ち悪くなったりすること考えたら行きたくない。

ちょっとそこまで散歩してくるかぁ!くらいの気持ちでぷらっと出たい。

でも怖い。

あ~、もったいない。

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33/100

落としどころ

『落としどころ』

っていう言葉を、カウンセラーさんが何度か使ってた。

なるほどなぁって思って。

私、どうしても白黒はっきりさせたがってしまって、

自分で自分の首を絞めてしまう。

白にいったら黒がうまくいかなくて、

黒にいったら白がうまくいかなくて、

でもどっちかにしないと気持ち悪くて、

みたいな。

白の方がいいんだけど、

黒のこと考えたらそうも言ってられなくて、

うわぁ、どうしたらいいんだぁぁぁ、

みたいな。

そんなときに

『まぁ、このグレーだったら我慢できるかな』

『これだったら、まぁ、白も黒もどっちもおあいこだよね』

みたいなポイントが『落としどころ』。

色々ぐちゃぐちゃ考えて、

どうにもこうにもならなくなったときに、

『落としどころ』の精神を思い出してみよ。

でもきっと、落としどころにすとんと落ちて納得するためには、

色々ぐちゃぐちゃ考えるっていう過程も必要なんだろうな。

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32/100

3歩進んで3歩下がってもいい

有名な曲の歌詞に

『3歩進んで2歩下がる』ってあるけど、

私は

『3歩進んで3歩下がってもいい』

って思うようになった。

3歩どころか、4歩でも5歩でも下がっていい。

立ち止まったままでもいい。

いつかまた1歩目を踏み出せる。

そんな日なんて来ないって思いながら過ごしていても、

振り返ってみたらやっぱり踏み出してた。

疑いながらでもじっとこらえて待ってたら、

そっと足を動かそうとしてる自分に出会えた。

そんなことない、全然動いてなんかいないって思っても、

ずーっとあとになって振り返ってみたら、

やっぱり1歩進んでた。

だから、1日の体調に一喜一憂しないで、

疑いながらでもじっとこらえて、

ふとした時にやってくる『あ、やってみようかな。。。』の瞬間を逃さないで、

そっと1歩を踏み出してみる。

これからも。

やってみる。

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31/100

薬の力を借りる

薬を毛嫌いしたり、

調子が悪いのは薬のせいだ、早く断薬しなきゃ、

みたいな考えの人がいる。

薬に頼る生活に罪悪感を感じたり、

薬を飲まなきゃ動けない自分を情けなく思う、

みたいな人もいる。

私は、薬の力を借りるのは全然悪いことじゃないと思うの。

風邪ひいたら風邪薬飲むし、

血圧高い人は血圧の薬飲むし、

それと同じじゃないかなって。

大事なのは、

動けた、できた、行けた、っていう経験を積むこと。

そのために薬の力を借りる。

スーパー行くと気持ち悪くなる。

だから、スーパー行く前に頓服飲む。

スーパーで気持ち悪くなった時にも飲む。

で、無事に買い物できて家に帰って来れたら、

それもひとつの立派な『できたこと』。

『スーパー=気持ち悪くなる』

っていう方程式を崩すほうが重要だと思うの。

そのために薬の力を借りる。

『あぁ、また頓服飲んじゃった。。。』よりは、

『買い物できた!』の方に気持ちを持っていく。

同じ『薬を飲む』っていう行為でも、

そっちの方が何倍も薬の効果が出るような気がする。

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『時間』で区切る

数年前、手縫いで小物を作ってみた。

なかなか楽しい。

そういえば、小学生の頃、手芸クラブに入ってた。

夏休みや冬休みの課題で、手芸で何か作ったりもしてた。

うまくないんだけど、時間もすっごくかかるんだけど、

集中できるおもしろさ、できあがったときのうれしさが、

小さいときからなんとなくわかってたのかも。

手芸って、ちょっとしたことがわかんなかったりする。

縫い目の幅とか、針の刺す方向とか、折り返し方とか。

そんな時、母がわりと詳しかったから、

すぐに聞いて解決できたってのも続いた理由のひとつにあるかも。

クチュリエで、一月に1個手作りキットが届いて、

『手縫いの基礎を学びながら小物を作ってみよう!』

みたいなのをやったりもした。

縫い方はもちろん、

型紙の使い方とか、ファスナーの付け方とか、バイアステープの付け方とか、

接着芯の使い方とか、アップリケの付け方とか、初めて知った。

そのうち、だんだん手縫いで物足りなさを感じるようになってきた。

病気になってやりたいと思うことがなくなって、

時間を持て余してぐだぐだしてるだけ(のように見える)私に、

母がミシンを買ってくれた。

ミシンに糸を装着するところから、説明書と格闘。

おっかなびっくりしながら初めて作ったのは、

ドイリー』っていう花瓶の下にひいたりするような、

コースターのでっかい版みたいなやつ。

手縫いに比べて縫うのが早い早い!

しかも縫い目がきれい!

こりゃいいわ!

それから『ミシンで作るナチュラル小物』みたいな本を買って、

作り方とにらめっこしながら作るようになった。

『中表』ってなにさ?!

『縫い代含まない』?含んで書いといてよ!切っちゃったよ!

この説明悪すぎ!わけわかんない!

とか、色々ぶーたれながらひとつひとつ作ってみては、

できあがったものを見ながらニヤニヤ。

そんなミシン熱も、ぶわぁっと上がるときもあれば、しばらく沈黙するときもある。

今年に入ってからず~っと調子が悪かった。

ダルくて眠くて、一日中カーテン閉めきった部屋で寝込んでた。

それでも、

『なんとかならないかな、この状況』

『なんとかしなきゃな』

って思ってて。

『ミシンでもやれればなぁ』って思って、

ネットで誰かの作った作品を眺めることにした。

『こうやって眺めてるだけでも進歩だよね』

『あわよくば、何か作りたいって思うかも』

『あ、この人のかわいい。。。』

『いつかこんなの作れたらなぁ』

『眺めるだけ作戦』成功。

ネットで『リボンの形のヘアゴム』の作り方を見つけて印刷してた。

うん、楽しい。

これがきっかけになって、今はミシン熱が急上昇。

でもでも、ここでまた悪い癖が出た。

とことんのめり込む。

ポーチを作りたいなぁって思ってひたすら調べる。

ボタンでとめようか、ファスナーにしようか。

この作り方かな、いやいやこっちでやってみようか。

何時間も何時間も調べる。

止まらない。

これ、ほんとやめたい。

なんでなんだろう。

失敗したくないからかな。

失敗するのが恐いのかな。

それって私の生き方、苦しみ方に通じるものがあるのかな。

病気になりやすい性格とか性質のひとつなのかな。

前に、自律神経が不安定なのがイヤでイヤで、

『自律神経を整える方法』をひたすら調べて止まらなかった。

って話を主治医にしたら、

『時間で区切ってみたら?

「ここまでやったらやめる」だととことんやっちゃうから、

「○時までやろう」にしてみたら?』

というアドバイス

これ、すっかり忘れてた。

うん、今日はこの作戦を決行しよう。

練習だ。

うん。

でも、やっぱり何かに集中できるってすごいことだなって改めて思う。

しかもそれに達成感もプラスされたら最強。

病気の治療に作業療法があるのもわかる。

ミシンは作業療法だわ。

今はちっちゃいバッグに挑戦してるんだ♪

今までは小物ばかりだったから、

またまたおっかなびっくりしながらやってるとこ。

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29/100

『気持ちわかる』が腹立つ

彼氏さんに、ちょっと焦っちゃうような出来事が起こって。

詳しくは書けないけど、

『えっ?一体何なの?これからどうなるの?』

みたいな、慌てちゃうような。

その時に、

『○○(私の名前)のパニックになったときの気持ち、わかるわ。

こんな感じなんだね』

って言ったの。

その時、私、

『えっ?何それ』

って思って。

確かに、その時の彼氏さんの状況はパニックになるようなものだったけど。

人によって感じ方はそれぞれだけど。

彼氏さんがどのくらいの『パニック』を感じたかは私にはわからないけど。

でもね、その出来事が起こったその場にいたからさ。

病気としてのパニック症状って、そんなんじゃないんだよ。

そんなもんじゃないの。

手がぶるぶる震えて、

頭の中が『どうしようどうしよう』でいっぱいで、

変な汗が出てきて。

んー、言葉で表すと陳腐だけど、

とにかく彼氏さんの言ってる『パニック』と、私が襲われる『パニック』は、

深さが違うっていうか種類が違うっていうか。

彼氏さんが陥った状況は、確かに焦ってもしょうがないものだったけど、

私にパニック症状が出る状況は、健康な人ならごくごく普通に乗り越えられるもので。

それがまた悔しくて。

『なんでこんなことでパニックになるの?!』って。

この病気になったことのない人が、何かちょっと憂うつなことがあったときに、

『いやぁ、うつになるわ』

とか言ってるのもちょっとイヤ。

そんなことにいちいち敏感に反応してたらきりがないから流すようにしてるけど、

やっぱりイヤ。

そんなもんじゃないの。

わかるはずがない。

わかってたまるか。

なんて思っちゃう。

今回の彼氏さんの発言は、

彼氏さんだったからこそ、余計心に引っ掛かったんだと思う。

身近で私がどれだけ苦労してるか見てるのに、

その言葉を発するのが、どれだけ私の心を揺さぶるのか想像できなかったんだ、って。

やっぱり、この病気になったことのない人にはわからないんだな。

それはもう基本として心に刻もうって決めてたのに。

『病気になったことのない人には理解できない』

って、自分を守るために必要な考え方。

今回みたいに動揺しないために持っておくお守り。

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