うつ病・パニック障害の専業主婦が考えていること

病歴10年以上の専業主婦が、もがきながらなんとか病気と向き合っている日々を、気が向いたときになんとなく書いているブログ

 

『行けるとこまで行く』で行けた

立ちくらみがひどい。

立ち上がるたび、寝てて起き上がるとき、

くらくらっとする。

 

貧血ではない。

血液検査で鉄分がちょっと少ないのがわかってるから、鉄剤を飲んでる。

それで補うことができてる。

 

貧血でもないのに立ちくらみがひどくてしんどいから、循環器内科に行くことにした。

 

先日、暖かくなって、天気も良いし、いつもの病院の日で外出するついでに、ちょこっと頑張って行ってみよっかなって気になって。

 

前に軽く調べて、行きたい循環器内科のある病院の場所が、いつも使ってる地下鉄路線にある駅の近くにあるってことがわかってた。

それなら通いなれてるから大丈夫。

 

 

いつもの病院のあと、ドトールでコーヒー飲みながらもう一度調べたら、なんとなんと!

 

いつもとは違う路線!

 

さらにそこからバスに乗り継いで行かなきゃなんないことが発覚!

  

地下鉄からバスに乗り継いで?!?!

  

そんなハードルの高いこと、できる?!?!

  

でも、そこの病院は前回車で行ったときに、とても良くしてくれて印象がいい。

大きな病院だし、ちゃんと検査してくれるんだろうな。。。

 

でも一人で地下鉄にバスだなんて。。。

 

あ~、どうしよう。。。

 

で、彼氏さんに電話してみた。

 

『行けるかなぁ。やめたほうがいいかなぁ』

 

『また違う日にしてみたら?

今日はもういつもの病院に行ってるんだし、欲張ってあれもこれもってしない方がいいんじゃない?』

 

『でもさ。。。せっかく朝から「行けたら行こう」って思えてたんだもん。今日なら行けそうなんだもん』

 

『ん~。。。』

 

『じゃあさ、行けるとこまで行ってみるから、無理になったら迎えに来てくれる?』

 

『ん~。。。いいよ』

 

ってことで、決行することに。

 

だって、ほんとせっかく行く気になれたんだし、次にいつ行く気になれるかわかんないし。

 

で、いよいよ行動開始。

 

まず、大前提として、

 

『行けるとこまで行く。無理になったら迎えに来てもらう』

 

を忘れずに。

 

 

いつもとは違う地下鉄の乗り場まで行ってみる。

乗れなさそうだったらやめる。

 

そう決心した結果…

 

乗れた!

 

気持ち悪くなりそうだったら途中で降りる。

 

降りる駅まで行けた!

 

バス乗り場を確認。

 

え~、どこ?!どれ?!

 

初めてのバス乗り場だもん、わかんないよ~。

どうしよどうしよどうしよ。。。

落ち着け落ち着け、まだ時間はある。

 

あ、あった!

 

よし!

 

バスが来るまでまだ30分以上ある。。。

この待ってる時間が不安を膨らませる。。。

 

そこへ、彼氏さんからメールが。

 

『行けた?お会計するときくらいになったら教えて。迎えに行くからね』

 

よし、帰りの心配はしなくていいんだ。

とにかく向かうことだけ考えよう。

 

あ、バスが来た。

 

よし、乗れた!

 

気持ち悪くなったらどこの停留所でもいいからすぐ降りよう。

 

病院見えた!

 

ここだ!降りよう!

 

あ~、着いたぁ。。。

 

すごい。

 

私、病院にたどり着きました。

 

 

こんなに心臓バクバクで、血圧とか脈拍とか正確に測れるんだろうか、なんて思ったり。

 

 

結局、起立性低血圧じゃないかってことで一応診断してもらった。

 

 

でもこの病院、大きい病院だから予約制だったの。。。

も~、『今日なら行けそう!』『大丈夫大丈夫、行けるとこまで!』ばかり考えてたから、予約が必要なんて調べきれなかったよ~。

 

で、予約なしだったから救急外来扱いになった。

しかも、受付終了間近で滑り込んだし、血液検査の結果が出るまで一時間待たなきゃなんなかったし、気付いたら夜。

 

救急外来の夜間診療になってしまって、当直の先生はもちろん循環器内科の先生ではない。

血液検査の結果、貧血ではないから起立性低血圧じゃないか、って診断。

もっと詳しく検査したかったら昼間の循環器内科に行ってくれ、だって。。。

 

なんてことだ。。。

私の今日一日の戦いは。。。

でも予約が必要なのを知らなかった私が悪い。

 

あ~、悔しい。

 

でもまぁ、収穫はあったよね。

 

『行けるとこまで行く』

『やれるとこまでやる』

『ダメになったらすぐやめる』

 

の気持ちを最後まで持ち続けられた。

 

結果、大成功!!!

ここは自分を褒めてあげよう。

よく頑張ったね、私。

 

 

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