青空に責められる

昨日のどんより曇り空とうってかわって、とってもいい天気。

『さぁ、春だよ！そこで何やってんの！外出ておいでよ！』

って、世界中から背中をぐいぐい押されてるみたい。

今日は土曜日。

きっと近所の公園には、

きゃっきゃと騒ぐちびっ子連れた家族とか、

散歩に連れてきてもらえてぐんぐん歩くわんことか、

絵に描いたような幸せ風景が広がってるんだろうなぁ。

うちの愛犬ちゃんの散歩にもうってつけの天気。

ソファでつまんなそうに寝てる愛犬ちゃんに、

『さんぽ』の『さ』まで言っただけで、

しっぽ飛んでくくらいブンブン振って喜ぶのもわかってる。

散歩から帰ってきたら達成感を味わえるのもわかってる。

彼氏さんに『散歩に行けたんだよ！』って報告したら、

『すごいね。よく頑張ったね』って褒めてもらえるのもわかってる。

そんなのわかってるんだけどさ。

もう夕方。。。

『もう』夕方と言うより、『やっと』夕方、の方が合ってるかも。

太陽が出てる間、外が明るい間、

ずっとずっと、

『行ったほうがいいよなぁ。。。』

『行くべきだよなぁ。。。』

『でもなぁ。。。』

『なんかなぁ。。。』

って気持ちが乗らなくて。

せっかくの青空なのに、散歩に行けない自分が情けなくて。

愛犬ちゃんに申し訳なくて。

『こんなに良い天気なのに散歩に行かないなんて、いったいいつ行くの？！』

ってみんなにあきれられてる気がして。

昨日はどんより曇り空だったから、

『こんな日は寝て過ごそう』

って正々堂々ぐったりできた。

でも今日はどんより曇り空のせいにできない。

はぁ。。。

調子が良い日は『天気が私に味方してくれてる♪』なんて思うのに、

今日の青空は、にこにこ笑いながらちくちく針刺してきてるみたい。

天気が悪いと調子も悪くなるし、

調子が悪い時の天気の良さもしんどいし、

なんだかなぁ。。。

調子が良い日に天気も良いと最強なんだけどなぁ。

なかなかうまくいかないね。

ま、こんな日もあるよね。

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